カテゴリ:絵本( 3 )

つきよのキャベツくん

キャベツくんが道を歩いていると,へんなものがそばにやって来て,
「わたしはトンカツであーる。」と言いました。

それは,ブタを丸ごと一頭揚げたトンカツでした。確かに,全身が衣で
包まれていて,あたたかくてとてもいいにおいがします。

キャベツくんが「食べてみたら?」と言うと,トンカツは,「トンカツは
ソースがないとだめです。」と言いました。

すると,森の奥からトンカツソースが走ってきました。トンカツソースは
巨大トンカツにソースをトロトロ,トロトロかけると,また森の奥へ帰って
いきました。トンカツは少し寂しそうにトンカツソースを見送ります。

夜になって,キャベツくんはお腹が空いてきました。でも,ちょうど出て
きた,細いお月さまが巨大トンカツをパクリと食べてしまいました。

お月さまは,トンカツを食べて満月になり,空高く昇っていきました。

キャベツくんは「どこかでおいしいものをたべよう。」と言いました... 。

トンカツの化け物が出てきたり,トンカツソースが出てきたり,化け物
トンカツをお月さまが食べてしまったり,結構ハチャメチャなストーリー
ですが,トンカツ好きのSakibon,それとWacoちゃんのお気に入り
の1冊です。

作・絵: 長 新太
文研出版刊

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by super_gomataro | 2007-01-23 22:22 | 絵本

こわいドン

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とってもこわがりな「ぼく」。

しんとした部屋で独りで遊んでいる時,突然,「ゴー」っと冷蔵庫の
音がするのにギクッとしたり,お風呂で頭を洗う時,後ろに誰かいる
ような気がしたりしてしまいます。

お母さんに言っても,「何言ってるの。怖いものなんていないわよ。
灯りを付けたままでいいから早く寝なさい。」と言われるだけ。

渋々お布団の中にもぐりこんで,何かにそっと触られるのがイヤ
だから手も足も引っ込めていると... 

布団の外でクスクス笑いが聞こえてきたり,何かが「ギーッ」「ゴーッ」
って鳴る音が聞こえたりしてきます。

ひょっとして,お布団の外では,冷蔵庫がゴーッと言っていたり,
階段がギシッって鳴っていたり,本棚の本がクスクス笑っていたり
しているのかも...

そして,お布団の外の怖いものが合体して「こわいドン」になって
いるのかも...

「もうだめだ。こまったよー。だって僕,こわい気持ちがいっぱいに
なると... 」

       「ないちゃうドン」に変身してしまうんだっ!!

「わーん,わーん,こわいよー,わーん。」

それを聞いた「こわいドン」,「くっ,な,なんて情けない声だっ。こ,
これではオレさままで弱虫になってしまう,よせ,よせ,やめろー。」

こわいドンは,ないちゃうドンの情けない泣き声に退散してしまいます。

こわいドンが退散すると,ないちゃうドンも無事,「僕」に戻ります。

子供の頃,家の中で,誰もいないのに突然物音がしてギクッとしたり,
寝る時に灯りを小さくすると,蛍光灯の傘の影で何かが動く気がしたり,
って,経験ありますよね。

その,怖いものが怪獣「こわいドン」になったり,自分が「ないちゃうドン」
になったり,その奇抜な,でも,もしかするとあるかもしれないストーリー
に,思わず笑ってしまいます。

Sakibonの大好きな絵本の一冊です。

ちなみに,Sakibonも「こわがり」です。

作・絵 武田美穂
理論社刊
ISBN: 4-652-04028-8
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by super_gomataro | 2007-01-16 22:30 | 絵本

ツトムくんのさんぱつ

良いお天気の朝,ツトムくんはママに散髪をしてもらいました。

すぐに遊びに行きたいツトムくんは,渋々ママに髪を切ってもらいます。

でも,途中で間違い電話がかかってきたり,クリーニング屋さんが洗濯物
を取りにきたり,なかなか先に進みません。

そのうち,遊ぶ約束をしていたジュンちゃん達が来てしまいました。

「おーい,ツトムがさんぱつしているよー!」
ジュンちゃんの声を聞いてお友達がみんな集まってきます。

散髪をしてもらってるツトムの周りでお友達はワイワイガヤガヤ。
そのうち,お友達の一人の女の子のスカートを引っ張った,引っ張らないで,
みんなケンカを始めます。

女の子「ジュンちゃんじゃないし,マサルじゃないし・・・,あ,コースケね!」
コースケ「ぼくじゃないね!おなら ぷっぷー!」

しばらくすると,「う~う~う~」,「あ,しょうぼうしゃだ!いってみよう!」
ツトムたちは,消防車の消防訓練を見て,戻ってきました。

ツトムが家へ戻ってくると,ママがいません。「しょうぼうしゃ見に行ったから
おこったのかな。このままあそびにいっちゃおうかなー・・・ 。」

「みなさーん!おばさんがつくったクッキーめしあがれ」「わーい」「やったー!」

お友達がクッキーを食べている間,やっとツトムは大人しく散髪を終わりました。

散髪なんかより遊びに行きたい男の子の心情と,周りの友達の無邪気な反応
が面白い絵本です。Sakibonは「おなら ぷっぷー!」が気に入ったようでした。

西川はるこ・文
西川おさむ・画
童心社刊
ISBN: 4-494-00384-0

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by super_gomataro | 2007-01-15 23:26 | 絵本