桜はまだか

桜の季節が近づいてきました。

 願はくは花の下にて春死なむ その如月の望月のころ

言わずと知れた,西行法師の歌です。桜を愛でる気持ちが
よく伝わってきます。吉野の桜を詠んでいるのかな。うん,
確かに。満開の桜を見てから死にたいよね。

暖冬だった今年,桜の開花も早くなりそうですね。予想では,
東京都心の開花は18日。もう来週末には咲き始めるんですね。
ということは,大体1週間で満開になるとして,24日か25日が
花見日和ということになりますね。

お花見は井の頭公園がいいかな。新宿御苑がいいかな。
小金井公園も捨てがたいし... 。

個人的には,Sakibonの入園式の4月9日まで桜が咲いていて
ほしかったのですが,もう,その頃には葉桜でしょうね。残念。

 花に嵐のたとえもあるぞ さよならだけが人生だ

これも言わずと知れた,于武陵の唐詩「勘酒」を井伏鱒二が
意訳したものですが,最近,この原文と全訳を知りました。

 勧君金屈巵
 満酌不須辞
 花發多風雨
 人生足別離

 コノ杯ヲ受ケテクレ
 ドウゾナミナミ注ガシテオクレ
 花ニ嵐ノタトエモアルゾ
 「サヨナラ」ダケガ人生ダ

後半2行だけを読むと,友人を突き放しているような感じを
受けますが,実は,友人との別れを惜しむ歌だったんですね。
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by super_gomataro | 2007-03-10 22:08 | 我が家
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